ボイジャー漂流記

サブカル萃めて宇宙を目指す、不思議な機械のモノローグ。

『イコライザー』正義、執行。人の形を成した機構。

やーやー!今年もついに一か月切ったね!2018年に忘れてきた、まだしていないことはないかな?手遅れだよ!ボイジャー2420号です!

 

一年って始まった当初の2月くらいまでは1年ってめっちゃ長くない…?8月生きてる未来予想図が描けない…みたいな不可視の不安が頭をよぎりがちなんだけど、体感夏が終わる頃まで生きちゃうと「あれ?もしかしてもう今年終わりじゃない?」って感じてしまう。

一年の初めに今年はこれをしよう!と決めるのは毎年やってることだけど、忙しさと楽しさにかまけて自分が自身に何を課したのか忘れることなんてしょっちゅうなんだ…

 

何年前かは心も体もビックになる!って目標を掲げたことは覚えているんだけど、大きくなったかな、拡張パックを手に入れたいお年頃です。

そうこうしているうちに時が過ぎて、あっという間に2019年が幕を開けちゃうんだろう。

来年には平成も終わるし、なんとか時代に置いてかれないように心だけは若々しくいないとね!体はこれから老いて枯れるのみだけど!

 

さて、言いたいことも言い終えたし今回の映画を紹介するよ!

イコライザー』!

主人公はホームセンターで働く本を愛する静かで面倒見の良いおじさん!

ユーモアと含蓄を内包したおじさんは、夜眠れないときに行く行きつけの24時間営業のダイナーがあるんだ。そこで持参した紅茶を飲みながら本を読むのが彼の日課ってわけね。

深夜のダイナーだから、客もまばらなんだけどその中で一人の女の子と仲良くなるおじさん、これが男の深み…!別に口説くとかはしてないけど、きっと女の子はおじさんの優しい物腰に欲していた父性を見出したんだろうね…勝手な妄想だけど。

 

そんな女の子は夜のお仕事をしているんだけど、悪い客の相手をさせられて暴行を受けてしまう。それをやり返したわけなんだけど、今回はその胆力が仇になった。

どうやらその客は上玉だったようで雇い主の男に病院送りになるほどの暴行を受けてしまった女の子。

同僚の話によると退院したら喉を切って会話できない商品にするという算段。

おじさんに恥ずかしがりながら歌手になるのが夢と語っていた彼女にとってあまりにも非道い所業である。

それを聞いたおじさんはもらった名刺から住所をたどり、雇い主の事務所へ。

自らのお金を大枚はたいて「彼女に自由を」と交渉する彼を雇い主と取り巻きは嘲笑し相手にもしない。

しょげるおじさん、部屋を出ようとドアノブに手をかけ…

 

鍵を、閉めた。

 

おじさんは目にもとまらぬスピードで雇い主と取り巻きを始末。その時間にして30秒弱であった。

喉を切られ血で窒息しかけている雇い主におじさんは告げる「金を受け取るべきだった」と…

 

その後元締めのマフィアがこの騒動に気づき、おじさんを始末しようと画策する…というのがシナリオだよ!

 

ホームセンターで働く何気ないおじさんが超やり手の始末屋っていうのは心躍るよね!

この映画、良い所はいっぱいあるんだけどとにかくおじさんが強い!そして怖いくらい効率化された殺し!

おじさんの心配は特にしない、むしろ敵がおじさんに手がかりを自ら渡すシーンには「アワワ・・・」って声が漏れるほど同情した。

 

ここまで見た後胸がスーッとする復讐劇はなかなかないと思う、見た後あなたはおじさんに憧れること間違いなし!

続編もあるみたいだから私は今度見てくるよ!

あなたも見てはいかがかな?じゃ、次の通信で~