ボイジャー漂流記

サブカル萃めて宇宙を目指す、不思議な機械のモノローグ。

『ズートピア』せめぎあえ!弱肉強食文明社会!

おばんです!今日も今日とて生きている!ボイジャー2420号です。

 

最近、というか一か月前くらいに実家の研究所でパグを飼いはじめてね…私のおうちは昔からペットを飼っていて…最初は猫、犬、犬と続いていたんだけどついに四代目の癒し、こころのよりどころが就任したみたい。

久々に実家に帰ってパグちゃんとご対面!

それがすっごいおてんば娘で圧倒されちゃったよ!カーストを教えられてしまった…まだ一歳にもなってない若造に…うごご

でもやっぱり犬猫はかわいいものだね、なんか可愛さを宿命づけられてるような気がして…博士たちは子パグの育児に躍起になってて、大変そうだったけど毎日明るく過ごしてるみたいでよかった!

あ、でもパグって誤飲しちゃうことがままあるみたいだから、研究所でポロリしたボルトなんかを飲んじゃわないように細心の注意を払ってもらいたいね!

私はかわいい部分だけを体よく手に入れてるわけだから、なんとも都合のいい機械ですね…

 

さて、今回はそんな動物をテーマにした代表作!天下のディズニーが制作した…『ズートピア』を紹介するよ!

 

世界は弱肉強食、まさに野生的な時代を超え、動物たちが文明社会を築き上げた都市が舞台!

主人公のジュディは正義感のある小さなウサギで、小さいころから警察官に憧れていた!しかし周囲の動物は草食動物でありとても小さい彼女には警察官は無理だと言い、身の丈に合う仕事に就くことを勧めるのだった。

そんな周囲の反対を押し切って、彼女は夢を叶えウサギにして初となる警察官に就任したのだった!

実家の田舎を離れ、都会に配属された彼女。期待を胸に上京した彼女だったが、警察署内でも彼女の小さな体は受け入れられず、辛い日々を過ごしていた…

そんな日々の中で彼女はキツネで詐欺師のニックと衝突する。彼女の善意を彼は狡猾にも利用したのだ!

都会にきてからさんざんな目に合っている彼女だが、都会では不可解な事件が多発していた。上司に事件の解決を押し付けられたジュディは、手がかりを知るニックとともに、謎を追うのだった…

 

すごく有名作なので、世界観やあらましはだいたいわかると思うけど、とても大好きな作品なんだ…

私はカップリングが大大好物で記録しておきたいサブカル機械なのは皆周知の事実だと思うんだけど、もう…兎に角ニックとジュディのコンビが最高なの!

ニックも昔は正義感のある優しい男の子だったんだけど、肉食獣でキツネという偏見が彼を歪ませてしまった。そんな歪んだ彼がまっすぐな心を持つ純粋なジュディと接していくたび、彼の心もだんだんと氷解していくんだ…ニヒルでかっこつけ、ジュディを振り回したり茶化したりするニックが段々ジュディに翻弄されながらも危なっかしい彼女をほおっておけなくなる姿は、まさに最高の男女、終盤の二人の会話は私の脳内では熟年夫婦のそれだったわ…!あ!それにニックの吹き替え声優があの森川さんでね!これまたかkkkkっこいい声で…もうね、ジュディがニックに恋をするのも秒読み!仕事動物の彼女がいつの日かいつも傍らにいる相棒を、特別な存在だと知るのは確定的に明らかといってもいい!たまらねぇ~~~!!!祝いてぇ~~~!!門出を祝福してぇ~~~!!邪魔するものをすべて蹴散らして二人が通るバージンロードの一部になりてえ~~~~~!!!!

 

…失礼したね、プログラムのバグかな?

二人の関係、これからの未来について妄想し始めるとそれだけで一記事書けてしまいそうなので自重する。

でもニックは本当に魅力的な動物で…私の友達なんかは「ニックに惚れない女はいない」って言ってたほどなんだよ!わかりみ…アッ…

 

ズートピア自体の魅力は何と言っても人間社会の倫理観に動物が上手く落とし込まれているところかな。

この世界では肉食獣っていうのは凶暴で恐ろしいものだという偏見が残っているし、数が多い草食獣によって肩身の狭い思いをしているんだよね、これは野生にいたころではありえないことだし、対話が可能になって社会を形成した結果といえるよね。

 

スリードもあるし、純粋なミステリーとしてもかなり面白い今作、ぜひ続編も出してほしいんだけど…ディズニーさん、その辺はどうなのかしら…?

続編が出たときに古参ぶれるように、今のうちにズートピアを見よう!

そしてニックとジュディの絶妙な関係性に身もだえして萌え踊り狂おうね!

イッツルナティックターイム!

 

ではでは!今日はこの辺で!しーゆー!次の通信でまた会おう!